日時:2024年12月15日(日)9:00 – 13:10 JST (懇親会12:30~予定 :参加は任意)
実施方法:オンライン (Zoom)
※後日:講演会部分は会員MLにて録画を限定公開予定
※参加用のZoomリンクは参加者へメールでお知らせします。
<当日の進行予定>
8:45 – 9:00 受付開始
9:00 – 9:10 会長挨拶、初参加者・見学者紹介
9:10 – 9:30 運営委員会からの報告
9:30 – 11:10 講演会 武蔵野大学教授 島田徳子氏
「OPIをこれからの日本語教育に活かす
‐口頭能力の観点から見たCEFRや日本語教育の参照枠-」と
11:10 – 11:20 休憩
11:20 – 12:10 講演会テーマに関わる意見交換
・グループでの意見交換(20分)
・代表者による意見の共有(30分)
12:10 – 12:30 運営委員改選について
・選挙管理委員選出
・改選委員の仕事について
・次回117回定例会(総会)について
12:30 閉会
12:30 – 13:10 懇親会(任意参加)
*参加者の関心のある話題により、ルームを分けて行います。 テーマ:「テスター資格保有者の会(更新関係の情報共有)」など
講演会:「CEFRや日本語教育の参照枠の言語教育観と言語能力
―口頭能力の観点から考える―」
講演者: 武蔵野大学グローバル学部教授 島田徳子氏
講演者プロフィール:
専門は、日本語教育、異文化間教育、学習環境デザイン。博士(学際情報学)。
1997年から2012年まで独立行政法人国際交流基金において、「みんなの教材サイト」
「JF日本語教育スタンダード」「みんなのCan doサイト」の開発や、『国際交流基金
日本語教授法シリーズ 14教材開発』の執筆を担当。
博士論文では、元留学生外国人社員の日本企業における組織社会化の研究に取り組
む。
厚生労働省委託事業「就労場面で必要な日本語能力の目標設定ツール開発」(令和2年
度)調査研究会座長、
文化庁日本語教育小委員会委員(令和3-5年度)、
文化庁日本語教育小委員会「日本語教育の参照枠」補遺版の検討に関するワーキング
グループ」座長(令和4-5年度)、
文部科学省地域日本語教育スタートアッププログラムアドバイザー(令和4-6年度)、
文部科学省生涯学習分科会日本語教育部会委員(令和6年度)など、
日本国内の日本語教育施策や外国人材受け入れのための調査研究や実践等に広く関わ
っている。
講演要旨:
「日本語教育の参照枠」(令和3年10月)は、「ヨーロッパ言語共通参照枠
(Common European Framework of Reference for Languages:
Learning, teaching, assessment 以下、CEFR2001という)」を参考にして作成されました。
本講演では、まず「日本語教育の参照枠」で示された言語教育観と言語能力観につい
て概観し、ACTFL-OPIとCEFRのレベルの対応関係について確認します。そのうえ
で、「日本語教育の参照枠」の口頭能力(話す能力)の捉え方や評価について、「言語
活動別の熟達度(自己評価表)」や「話し言葉の質的側面」、「カテゴリー」や「言語能
力記述文(Can do)」に注目して検討することで、ACTFL-OPIの考え方との共通点や
違いについて考えるための情報提供を行います。
最後に、「日本語教育の参照枠」取りまとめ後の動きについてご紹介するとともに、 今後の日本語教育で取り組むべき課題について整理したいと考えています。
<Zoom入室時のお願い>
・受付はチャットで行います。
・ご本人確認のため、Zoom入室の際はフルネームをご表示ください。
<申し込み方法>
申し込みリンク
⇒ https://forms.gle/KywMZ7iMCPVQdmeU7
出欠フォームに内容をご記入、ご確認の上、「送信する」をクリックしてください。
※申込期限 12月13日(金)
※80名の定員になり次第受付終了
ご不明な点は、当HPの「問い合わせ・入会申込のお問い合わせ」からお問い合わせください。
当日、多くの皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
日本語OPI研究会 会長 長松谷有紀 副会長 坂井菜緒